お話しサロン

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初めて投稿します2
投稿者/紫の花さん
投稿日/2020年1月7日(火)21:38


展示を観終わった後、建物の外に置かれている「地獄の門」や「考える人」の彫刻を観て回り、ベンチに腰かけました。
 そのそばに「地獄の門」があり、それを見上げていると目頭のあたりが熱くなってきて泣きそうになりました。あの頃とは置かれている場所が違うし、免震工事が行われていて少し趣の違うものになっていましたがあの頃から変わらぬものとして目の前にありました。

 私はしばらくその場に座り、全身がある思いに満たされていました。
美術館を訪れ、その時感じたものは私の間主観性が動いた瞬間であったかもしれません。

私にとって、なじみの空間はやわらかな光に満たされた美術館でした。変わらずそこに在った、慈しみの空間でした。
つながる時間とは、過去の私から現在ここにいる私とつながり、そして未来の私を作っていく。
かかわる他者とは、出会い、別れてまた出会って共に過ごしたたくさんの人々。お互いに私たちは支えあって成長しながら生きている。

34年前に初めてそこへ行った私と現在の私とがつながった瞬間でした。
20年前の看護学校の卒業式の日、私たちの学生三年間を共に歩んでくださった学校長が、式辞の中でこのように話されていました。

「自分の人生を愛してください。自分の時間を愛してください」

今、私は私を愛おしいと思えるのです。

 私が国立西洋美術館で最も強い記憶を残していたのは彫刻のある空間なのですが、この文章を書いていて、はたと気がついたのです。
 彫刻のある空間の差し込む光の情景は、かつて通っていた教会の天井から差し込む光なのではなかったかと思うのです。